「図柄ナンバープレート制度の現状について」

この記事について意見交換する

「図柄ナンバープレート制度の現状につ いて」 国土交通省物流・自動車局次長 久保田 秀暢 図柄ナンバープレート(地方版)は、「走る広告塔」として地域の風景や 観光資源などを全国に発信し、地域・観光振興に寄与することを狙いに2018 年10月に導入された。第1 弾40地域に始まり、25年5 月7 日には第4 弾5 地 域(「十勝」「日光」「江戸川」「南信州」「安曇野」)が追加されたことにより、 交付図柄及び対象地域は73種類78地域となり、全138地域のうち半数を超え る地域で交付されている。そこで、これまでのナンバープレートや図柄ナン バープレート(以下「図柄ナンバー」という。)の変遷を振り返り、図柄ナ ンバー導入のメリットを説明したい。

わが国で道路運送車両法が公布された1951年当時のナンバープレートは、 現在と比べると、横長であり表示内容も異なるものだった。55年に横幅が 330㍉㍍と現在と同じに、表示方法も現在と同じ横二列となり、運送事業の 用に供するかどうかの別などを示す平仮名が追加され、それに伴い一連番号 が単独で4 桁となった。その後、62年にハイフンを一連番号に追加、67年に 種別・用途を表示する分類番号が一桁から二桁に、例えば小型乗用は「5 」 から「55」に変更された。87年に地域名の省略をやめ、岡山県では「岡」か ら現在の「岡山」となり、97年に、台数増に対応すべく分類番号が二桁から 三桁となった。

さらに、98年に一連番号4 桁をユーザーが希望できる「希望 ナンバー制度」を開始、2006年に、国土交通省の運輸支局の所在地等を表示 する地域名を、地域の希望により当該地域名とする「ご当地ナンバー」制度 を開始した。これにより、例えば「富士山」や「仙台」、岡山県では「倉敷」 ナンバーが新たに登場することとなった。 そして、17年に今回のフォーラムのテーマとなる図柄ナンバープレート制 度が導入された。

ここから先は会員限定です

続きをお読みいただくには、会員登録(無料・メール認証)またはログインが必要です。

会員になると、自治体・関係機関の方々と意見交換できる地域連携フォーラムにも参加できます。

※登録はメールアドレスの確認のみ。費用はかかりません。

時評 ★号数(後日入力)

地域連携フォーラム

この記事のテーマについて、意見交換しませんか?

「制度・政策について」フォーラムで、自治体・関係機関の会員どうしが情報を共有しています。

無料で会員登録して参加する フォーラムについて

関連記事

岡山フォーラム・座談会
岡山フォーラム パネルディスカッション
詳しく見る ›
施策を知る
◆特別座談会~シリーズ「図柄ナンバープレート(地方版)促進のために」
逢沢一郎衆議院議員 猪股博之国土交通省物流・自動車局次長 森川裕一奈良県明日香村村長 寺井剛敏金沢美術工芸大学教授(進行)
詳しく見る ›
施策を知る
「図柄ナンバープレート」(ふるさと版)導入へ
櫻井 紀彦
国土交通省物流・自動車局自動車情報課長
詳しく見る ›
施策を知る
東京五輪・パラリンピックを機に図柄入りナンバープレート導入へ
池光 崇
国土交通省 自動車情報課長(歴代)
詳しく見る ›